◆3年生の海外研修はオーストラリアのケアンズへ。自然体験中心のプログラムを組んだ。熱帯雨林やグレートバリアリーフという世界遺産も見学した。「本物を自分の目で確かめるということはこういうことだ」と分かってくれたろう。「飛行機で時速千キロで7時間も離れた場所に、確かに自分は行って来た、自分たちの国とは違った文化を身体で感じてきたというこの体験は大人になったときに役立つはず」と、校長の市川匡史さん。「この旅行には当然ルールやマナーを守るという意味もあったが、さすが3年生、立派にやってくれた」とも語る。
◆2年生は炎天下の沖縄で、マリンスポーツと平和学習という両面を体験学習した。「20年後には、皆さんが中心となって世界を動かす。平和な日本を守っていくのはあなたがたなのです」とは、開校式の時からい続けていることだ。「誰も殺してはいけない」ということを改めて確認する旅の学習でもあった。
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2年生の沖縄旅行から
カヌー遊びと平和学習 |
◆1年生は車山高原への旅行だった。初めての一泊旅行で随分緊張した生徒もいたようだ。でも、みんな楽しく頑張ってくれた。「旅行には行きたくない」と迷った生徒もいただろう。しかし、それを乗り越えた時、新たな自信が生まれた。そういう意味のある旅行となったようだ。
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